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by kyoncci
女たちの麗しの城・姫路城その2
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前回に引き続き、天下の名城・姫路城の桜をお届けしています。
「桜とお城」というのは本当に「定番中の定番」、そんなものありきたりで撮りたくないよー!とおっしゃる方も多いと思います。
実は私も「少々ミーハーかなぁ?」と思ったんですよ(-_-;)
でも、青空に映える白い城を見たとたん、そんな気持ちはぱーっと晴れてしまいました(*^_^*)

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青空のもと、すっくと建つ姫路城です。
桜の季節でなくても、この写真は撮れますよ♪

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このお城は前回UPした池田輝政によって建築されましたが、池田氏は跡を継いだ光政が幼少であり、重要地を任せるには不安である事を理由に因幡鳥取へ転封させられ、1617年(元和3年)伊勢桑名から本多忠政が15万石で入城しました。
翌1618年、息子の忠刻が美しい花嫁を伴ってやってきます。
その女性こそ千姫でした。

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姫路城クラスの大型の城は、天守閣を中心にいくつかの城が点在し、その間は渡櫓や長局(渡り廊下のようなもの)でつながっています。
徳川家康の孫娘であった千姫入城の折には、彼女のために西の丸御殿が建てられました。
(もちろん祖父家康からの多大な持参金が使われました)

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現在残されている化粧櫓から天守閣を眺めます。
千姫もこの窓から眺めたことがあったのでしょう。。。。。。
思えば彼女の人生は無残なものでした。

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わずか7歳で従兄弟・豊臣秀頼(秀吉と茶々の子、茶々の妹が千姫の母・お江)に嫁ぎ
豊臣家と実家・徳川家がいがみあうのをその目で見て育ちました。
1615年の大阪夏の陣では、彼女ひとりが燃え盛る大阪城の中から救い出されます。
その後秀頼の息子(側室が生んだ)は殺され、娘は鎌倉東慶寺の尼となって豊臣の血は絶えてしまいます。

そしてそのわずか3年後、またしても政治の道具となって政略結婚させられたのです。

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彼女のことを調べるうちに、本当に立派な女性であったのだろうと思いました。
前回の池田輝政の夫人もそうですが、千姫もまた強大なバックを持ちながらも謙虚な優しい女性でした。
夫本多忠刻は病弱だったためなかなか子宝に恵まれず、ようやく得た男子・幸千代もわずか3歳で亡くなります。
1926年には夫に先立たれ、娘・勝姫とともに江戸に戻ることになりますが、旅たちの日には姫路の民がその後ろ姿を涙ながらに見送ったといいます。

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江戸に戻ってからは仲の良い弟・家光(三代将軍)の補佐役として、大奥を統治し(篤姫みたいですね!)徳川家の安泰を陰から支え続けたということです。
ちなみに勝姫の嫁ぎ先は姫路城を築城した池田輝政の孫・光政(そうです、幼すぎるという理由で鳥取に国替えされた)、きっとふたりはどちらも「幼いころを姫路城で過ごした」という思い出話を楽しんだことでしょうね。

戦国時代~江戸初期というのはまさに「英雄の時代」、男性の力の強い時代でしたが、こんな風に女性たちが支え続けていたのです。
姫路城が別名白鷺城と呼ばれ、女性らしいたおやかな姿をしています。
たくさんの女性たちの願いや思い・・・・いくらお姫様とはいえ、この時代に生まれなかったことをありがたいと思う私です。
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by kyoncci | 2009-04-22 09:38 | 関西よもやま話
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