みなさまご無沙汰しております
by kyoncci
カテゴリ:戦国の香り・中部地方( 9 )
三多毛の桜
この前週は奈良県の南のほうで桜を探訪していたのですが
なんと今年はついに!奈良と三重の境にある三多毛というところにやってきました♪

1、
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田んぼに映る3本の桜の大木が美しい・・・・
本来の撮り方ならもっと遠景で、3本を離して撮るようですが
うちの師匠は「真ん中の桜の姿があまり美しくない!
そういう時は望遠で圧縮して、姿を全部写さないように」というお言葉。
うーん確かに・・・・
今年がんばってる多重で撮ってみました♪

2、
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といってもちゃんとノーマルでも撮っております(^_^;)
どちらがお好きでしょうか・・・お好みは分かれるでしょうねぇ

北海道や沖縄の離島のように、撮りたいものだけをぼーんと撮れる場所でないと
周りの要らないものや美しくないものを隠すために
望遠を使ってあとはぼかしたり、広角で強調したり、スローシャッターで流してしまったり
まぁいろいろと苦労があるわけですが・・・
多重、というのはある場面では威力を発揮します

3.
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特に後ろに美しい色(この場合は若い竹やぶ)がある場合、幻想的にぼけてくれます

4、
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これも後ろの遠方に山があるため、その色(紺色)が出てくれました
この日は実はあまりお天気が良くなくて、しかも風が強いというかなり
写真撮影には悲惨な日だったのですが・・・・
そのため出来る限り灰色の空は入れないようにしました。
そうするとむしろ色の写りはお天気の日より美しいのです。

5、
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お天気の良い日だと、きっと青空の写りこみが美しかったでしょうねぇ・・・
それでも何とかここまで出しました
花いかだになりかけ?の田んぼがきれいですねぇ(*^_^*)

6、
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駐車場そばにあった可愛いお花(*^_^*)桜なのかしら?
こういうちいさい花は多重には向きませんねぇ
ぼけちゃったら困るんだから♪

7、
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だーれも撮ってなかった、たんぼの脇の水の流れです
桜の花びらが散ってきれい・・・
もうちょっと大きな流れだと良かったのですが(ーー;)

日本人の大好きな桜の季節は今どんどん北上して、青森まで到達しているようです♪


最後になりましたが・・・・
この日私が師匠のツアーで三重まで行くと申しましたら
なんと!いつもお世話になってくださっている三重の写真の先輩たちが
わざわざこのあまり状態の良くない日に集まって来て下さいました!
本当に本当にありがとうございました<(_ _)>
お会いしていた時間は短かったけれど、楽しかったです!(^^)!
今度は5月にゆっくりとお会いしましょう~~
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by kyoncci | 2014-04-29 09:42 | 戦国の香り・中部地方
四日市コンビナート地帯の昼と夜
昼の部

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御在所岳のあと、今日ふたつめの撮影地・四日市コンビナートに向かいました。
去年から工場の撮影をがんばっているのですが
ここは素敵です、お天気が急速に悪くなってきたのが良かったような気がします・・・

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ぬめっとした質感の車とごつごつした工場群の対比・・・・
ある意味「邪教の神殿」のような雰囲気のある場所ですね♪

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工場の前のどぶ川に白さぎが群れていて、何とか絡めたかった・・・・

夜の部

四日市港ににょきっと建つ「うみてらす」の最上階に移動しました♪

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やっぱりここからの薄暮の時間は美しいですね・・・
あっという間に終わってしまうのですが

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そしてゆうばりが静かに立ち込めた四日市コンビナート。
多重撮影でやってみました♪


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最後のものはわざとノイズを入れてみました(>_<)

次回は5月の草競馬の前に来る予定・・・晴れていてくれたら良いのになぁ~

一体何が起きたの?
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by kyoncci | 2014-02-13 05:48 | 戦国の香り・中部地方
残念無念の御在所岳
御在所岳はとても懐かしい山です。
というのも小さいころから何度も訪れた山だから・・・・
でも残念ながら冬のシーズンに訪れたことはありません。
ここは樹氷が美しいということなので、とても楽しみにしていました。ところが・・

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お天気が・・・・良すぎる!(>_<)

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もちろん所どころに雪は残っているものの・・・・

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本来は白い鉄塔は雪ではっきりしないハズ・・・orz

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もうこうなりゃ構図の妙?で撮るしか・・・(^_^;)

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でもまぁこういうザンバラな雪景色も、美しいといえば美しいのかも知れない・・・

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良かったといえば、お天気が良くて北アルプスがばっちり♪見えたことでしょうか・・・
次回はぜひもっと暗く寒くうっそうとした御在所を撮りたいものです(ーー;)
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by kyoncci | 2014-02-10 02:17 | 戦国の香り・中部地方
いなべ草競馬対戦成績~レース編~
数年前から、一年に一度必ず訪れる場所がある。
それは名古屋の近く、いなべ市という小さい町で5月の終りに開催される「いなべ草競馬」である。
関東や関西のひとにはあまり知られていないが、中部地方では数箇所で行われている。
元々この地方では農耕馬を農閑期に競争させる慣わしがあって、それが今では引退したサラブレッドになった・・・という説もある。

馬たちが走るコースと観客席には境が無い。
ということはすぐ目の前を馬たちが走り抜けていくわけで・・・
最初見たときはドギモを抜かれた。

今年もずっと楽しみにしていた、対戦結果をお届けする。
(尚、エキサイトブログの写真は横が750pxまでです。
私がネットにUPするものはすべて768pxなので、右端が隠れてしまいます。
全部をごらんになるには、写真をクリックしてください)

1、
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2、
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3、
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4、
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5、
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6、
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7、
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8、
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by kyoncci | 2012-05-24 09:40 | 戦国の香り・中部地方
人智の作り上げた風景・丸山千枚田
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長く千葉に住んでいたので、「棚田」がどういうものかは知っていた。
房総半島鴨川ちかくにある「大山千枚田」には数回お邪魔させていただいた。
しかし、今回「熊野古道写真学校」に参加して、初めて見た「丸山千枚田」
まったくの別物だった・・・・

まず田んぼの枚数が違う、大山は350枚足らず、丸山は1300余枚。
その風景は日本、というよりアジアのどこかの集落、を感じさせた。
一枚として同じ形の田が無い。
小さいものは私の身長くらい。
笑い話に「朝起きて田んぼの数を数えたら、どうも1枚足りない。
おかしいな・・・と思ってよく見たら、自分の蓑がかぶさっていた」というのがある。

小さな小さな田んぼでも、営々と造り・耕し・育て・収穫してきた
人間の英知のつまった「作品」である。

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夕暮れが近づき、あたりは暗闇に包まれ始めた。
だがまだ上空には青空と雲が残っている。
それが田んぼの真ん中に写っている。
まもなく雲の代わりに月が、写るのであろう。
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by kyoncci | 2012-04-18 01:08 | 戦国の香り・中部地方
猛暑でも白熱!いなべ草競馬その2
前回に引き続き、三重県員弁(いなべ)市で行われた、草競馬の写真をUPさせていただきます。

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前回は子供さんの乗ったポニーのレースなど「ほんわか」した写真も多かったのですが、今回は一応?競馬らしい写真が主になります。
↑の写真は多分この日一番の出来でしょう~一日かけて来れ一枚というのはちょっと悲しい(T_T)
しかも出来たらもう1・2頭画面に入れたかった・・・・
でもまた頑張りますっ!

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こちらは一応2頭入ってはいるものの・・・・真剣味がイマイチ~
上手く脚はボケてくれたのだけど。あーあ、写真は難しい・・・・

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迫力はあるのだけどな~!ちょっとブレ過ぎか??(;一_一)

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向こうから走ってきた白馬、なんと!騎手が乗って無い!!\(◎o◎)/!
そういえば相馬野馬追いに行った時も、騎手を振り落としちゃった馬が居て、アナウンスで
「はなれ馬が出ました~!皆さん気を付けて下さい!!」って盛んに放送していたなぁ。
そのあと数人で馬を取り押さえて大変そうだった。

この馬も向こう側で騎手さんを振り落としたんだそうです、あーなんて可哀想に。
痛いなんてもんじゃなかったでしょうし、他の馬に踏まれたら大事故になるところでした。
一応?無事だったみたいで良かった良かった。

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さて、レースも終盤に近づき・・・・
最終レースとなりました。
さすがに各レースを勝ちあがってきた馬ばかりなので、すごい迫力です。
特にこの二頭はずーっと競り合ってました。

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「お先にっ!」って感じでしょうか・・・・・

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すごいにらみ合いですねぇ~
人は人同士、馬は馬同士でにらみ合ってます(-_-メ)

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最終的には青と黄色の勝負服に身を包んだ騎手のお馬が勝ったようです。
この騎手さん、かなりお若いですよね~カッコいいなぁ
お馬の名前は「トッテモヨイコ」、中部圏の草競馬ではかなり有名なお馬だそうです!

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最後に優勝馬と騎手さんの凱旋です♪
おとなしい馬でしかもとても速い!本当に「とっても良い子」みたいですね~

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両ヶ丘公園の周りでは・・・・・
赤ちゃんが木陰でぐっすりとお昼寝中、お馬の夢をみてるのかな?

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こちらも熟睡中、あーあ、お父さんお母さんご苦労様です。

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お馬さんたちも、ご苦労さまでした。
鞍をとったあとがすごいですね~(@_@;)
この白いのは汗?この日は真夏のような炎天下でしたからね~
騎手さんたちもご苦労さまでした<(_ _)>

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帰宅したあとの私の腕です~
顔と首には日焼け止めをいっぱい塗ったのだけど、腕に塗るのを忘れてたー!!
ということで、こんな悲惨なことになりました(T_T)
向こうで見ているにゃおんが、いかにもバカにしきってます・・・・・
ヒリヒリして痛かったよう(泣)
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by kyoncci | 2010-06-10 19:45 | 戦国の香り・中部地方
猛暑でも白熱!いなべ草競馬その1
競馬には興味がありませんが、競馬馬を撮るのは大好きです♪
2月には 寒風吹き荒む園田競馬 その1 その2 その3 という記事をUPさせていただきました。
大変楽しい経験だったのですが、もっと近くから撮れないものか?などと贅沢なことを思っていましたが、なんと!三重県員弁市には「本当に目の前を走る競馬がある」とのこと。
おさんぽデジカメのSさんPさんが撮影会を企画してくださったので、遠路はるばる?行かせていただきました♪

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JRの桑名駅で車に乗せていただいて、約30分で草競馬の開催される大安町両ケ池公園へ。
そこは確かに馬場はあるものの「一見普通の公園?」という感じ。
でも確かに観客の居る場所からお馬が走るコースが近い・・・・・
おまけに観客が少なーい!!\(◎o◎)/!

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放送席もこんな感じ、いかにも手作りという感じ。
もちろん賭けなどしません。
中部地方では大昔から普段田畑で働く農耕馬を走らせるレースがあったそうです。
39年前に引退したサラブレッドを飼育している方々の間に「あのレースを再現してみたい」という気運が盛り上がり、まったくのボランティアで一年に一度この場所で行われているのだそうです。
(ですから無料です♪)

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スタートゲートも無いから、適当に(>_<)走り出しますが、一旦走るとこれがなかなか~
1レース3周、全部で10レース行われるそうなのですがちゃんと団子になって走っています。



2周目3周目になると、バラケてきてこれもまた楽しい♪
今回はひたすらシャッタースピードに気を遣いました。
高速度でぴちっと決めた写真はぜんぜん面白くない!ということに前回の園田で気付かされたからです。
ですからどんなにピンボケ写真を量産したとしても、SAは1/40を目指しました。
(この数値以下だと、馬の脚がぼけて迫力ある写真になるのです!)

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そう、こんな感じです♪

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お昼過ぎには子供さんたちの乗るポニーのレースもあります。
左端の女の子、顔見せのとき(レース前にお披露目?一周周るのです)はちょっと頼りないかな?などと思っていたのですが、レースが始まるとなんのなんの。
立派な騎乗ぶりでした、そして彼女が優勝しました♪

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なぜか?おっちゃんもレースに参戦・・・・
いかに小柄とはいえ、この体重にポニーさんが可哀そう(>_<)
とはいえ、おっちゃんはご自分が鞍馬天狗か仮面の忍者赤影になったような気分でしょうねぇ♪

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泣き叫びながら?乗ってる子も(笑)
伴走する男性も泣きそうでしょうか?

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中学生くらいのレースもあって、ぎこちない動き?がこれもまた楽しいです。

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ねっ?表情が初々しいでしょう?
こういう子どもさんたちから将来のジョッキーが誕生するのかもねぇ~
次回は午後からのレースの迫力ある写真をお届けいたします♪

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ところで、朝5時に西宮を出発したので桑名駅前のドムドムバーガーでコーヒーを頼んだら。
なんと~コーヒーだけ頼んだのに、ポテトのおやつ?が付いてきました(3本だけですが)
ああー名古屋だぁ、懐かしい・・・・・
というのも私は5年名古屋の名東区というところに住んでいたのですが、近所の喫茶店でコーヒーを頼むとおせんべいとかおかきがちょっとだけ付いてくるのに驚愕!
これは中部だけなんでしょうか・・・・私としてはちょっと嬉しいのだけど、ダイエットしている人には迷惑なのかも??

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

先週末から千葉に戻っていました。
1週間ぼけーっと過ごした感じなのですが、西宮の家ではめったに行けない岩盤浴に行きまくりました(笑)
もちろん、関西にも岩盤浴くらいありますよ~でもね、ほとんどの店が時間制限があるのです。
汗の出にくい私は時間を決められちゃうと中途半端な状態で出なくてはならなくて、むしろ欲求不満で気分悪いのです。
千葉の家の近所には3軒あるのですが、どこも時間制限などまったく無し。ゆっくりのんびり~出来てくつろげます。
ところでこのごろ書店に↓のような漫画が山積みされているのですが、ご存じでしょうか?

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「テルマエ・ロマエ」という古代ローマの浴場技師が2009年の日本にタイムスリップして、その文化の差などに驚愕し、故郷ローマでそれをまねた風呂を建設して天才と謳われる~という無いようなのですが。
とにかく文句なしに面白い!古代ローマ人は限りなく日本人に「風呂好き」という点で似ています。
ローマ皇帝ハドリアヌスなども、疲れがたまってくると「風呂行きたい!」と騒ぐ家人にそっくりです。
私も時間制限なしの風呂でくつろいでマッサージもしてもらって、さあこれから西宮に戻りますよっ!出稼ぎじゃ。
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by kyoncci | 2010-06-06 10:18 | 戦国の香り・中部地方
成瀬家の守る城・犬山城その2
久しぶりに千葉から記事をUPしております(前回3月末の時はPCがブラックアウトして、大事をとって何もしなかったので・・・(>_<))。
前回に引き続き、愛知県犬山市にあります犬山城です。

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これはお城の北側、絶壁のほうから撮っております。
北東は高い崖のため「後ろ堅固の城」、別名「白帝城」。これは木曽川沿いの丘上(88m)にある城の佇まいを長江流域の丘上にある白帝城を詠った李白の詩「早發白帝城」にちなんで江戸時代の儒学者・荻生徂徠が命名したと伝えられています。

朝辭白帝彩雲間   朝早く朝焼け雲の下、白帝城を辞去し、
千里江陵一日還   はるかに離れた江陵に、一日の中に戻っていく。
兩岸猿聲啼不住   両岸(の山々)では、猿の啼き声がやまないが、
輕舟已過萬重山   軽やかで速い小舟は、すでに幾重にも重なった多くの山々の間を通り過ぎた。

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さて、城の最上階へ登ります。
ここは20畳くらいの板の間になっております。
周囲の壁には、江戸時代の初めにこの城を拝領した成瀬正成(なるせまさなり)から現代まで延々と続く「成瀬家」の人々の肖像画が掲げてあります。
正成は徳川家康の小姓だったのですが、小牧・長久手の戦いのときに17歳ながら勇敢な働きをした、ということで根来衆50名を与えられ一軍の将となります。

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大阪夏の陣を経て晩年まで家康の側近として働きますが、徳川 義直(とくがわ よしなお>家康の九男、尾張藩の初代)の付家老(つけがろう)として名古屋に行き、犬山城を拝領したわけです。
それから江戸時代の終りまで9代にわたる人々がこの城に君臨しました。
その後、明治維新になり尾張藩が無くなり、しかも廃藩置県のためお城は取り壊されそうになります。
(天守を除いて櫓・城門などほとんどが取り壊されたそうです)

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ところが1891年(明治24年)の濃尾地震で天守の東南角の付櫓が壊れてしまいます。その時に明治政府にはお金が無く、城の修復を条件に九代・成瀬正肥(まさみつ)に無償で譲渡されたそうです。
こうして明治29年、この城は名実ともに成瀬家のものになったのです。

天守の外へ出てみます。

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お城の南側です。先ほど入ってきた門が見えます。
びっくりするのは、柵がとても低いこと。ですからとても眺めが良いのですが・・・・・
正直言って「ちょっとコワイ」と思う人もいらっしゃることでしょう(私は高いところは好きですが(*^_^*))
また、ほんの少し外側に傾斜があります。これもかなりコワイです(笑)
大阪城などは高い高い柵を設けてます、ですから外の景色はぜんぜん見えません(怒)
現在、このお城の管理をされている成瀬淳子さん(12代成瀬正俊氏の長女)は柵を高くせず「あくまで昔のまま」に、とおっしゃっておられます。
その代わり、天守には必ず見張り人を置くようにされているのだとか。

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そして↑は南西、木曽川と川のほとりの桜並木が良く見えます。
不思議なかたちの山・・・・

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向こうに見える山は伊木山、岐阜県各務ヶ原市の山です。
本当にここは前線基地だったのだなぁ~と思います。

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こちらは北西、木曽川を渡る名鉄の赤い電車が見えます♪
右下にある協会の様なものは、名鉄犬山ホテルという有名ホテルのチャペルです。
ここには織田信長の弟、織田有楽斎の建てた「如庵」というお茶室が移築されています。

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ところで明治からあとの成瀬家ですが・・・・
11代の成瀬正勝氏は東大教授の国文学者、12代の成瀬正俊氏はアララギ派の俳人で朝日放送勤務。
1959年(昭和34年)の伊勢湾台風の時に城は多大な被害を受けましたが、成瀬家は私財を投げうち(また寄付も募り)城を補修したそうです。
成瀬淳子さんは「成瀬家は江戸時代には徳川に仕え、明治以後はお城に仕えてきた」とおっしゃいますが、個人でこれだけのものを管理するのはもう不可能ということで、2004年4月財団法人犬山城白帝文庫に移管されることになりました。
本当に永いこと、ごくろうさまでした<(_ _)>

次回はお城を降りて、この日最高のにぎわいを見せていた「犬山祭り」の写真をUPさせていただきます。
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by kyoncci | 2010-04-13 22:08 | 戦国の香り・中部地方
成瀬家の守る城・犬山城その1
ブログを始めてはや5年近くになりますが・・・・・
思えば一度も記事にしたことが無い地方がありました、それも北海道とか沖縄ではなく、関東からも関西からも近い場所で。
それは中部地方です。私は名古屋に5年も住んだことがあるのに・・・・・
ということで、桜が満開になった日に犬山城を訪れました。

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朝からくっきりと青空で、最高のお花見日和でした。
名鉄犬山駅からお城までは約15分。
この日は年に一度の「犬山祭り」ということもあって、町は朝からそわそわワクワク。
屋台の出店が一生懸命支度をしている中、お城の山へ登って行きました。

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今回犬山に来たわけは、実は25年前に遡ります。
当時、主人の転勤で名古屋の名東区というところに住んでいました。
皆さんもご存知の通り、この辺りは戦国時代は日本の中心地とも呼ぶべき場所で、城が乱立していたところです。その中でも名古屋城につづくこのお城は、比較的昔の姿をとどめていることでも有名でした。
名古屋城はもちろん見に行きましたが、今のようにさっさと出かけられないシャイな若奥様(-_-;)だった私は、その頃はとてもたった独りではここまで出かけることが出来ませんでした。
お城と桜がキレイだーということは知っていたのですが「いつかいこう」と思いつつ、子供が出来たり転勤してしまったりで、ここまで来てしまったのです。

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嗚呼、やっぱりキレイです~
思えば去年の春はまだ父が亡くなったあとで大変な時期だったのにもかかわらず、姫路城へ桜を見に行ったのでした。
そして本当に感動して帰ってきました。姫路城その1 姫路城その2
やっぱり日本のお城には桜が一番よく似あいますね(*^_^*)

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えっ?ここから??と思う場所からお城の中に入ります。
なんと、石垣の下からなのです(普通は石垣の上まで階段とかで登って、そこから上がりますよね?)

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↑が犬山城の模型なのですが、城の前面の石垣をくり抜くように造られています。
出入り口はここのみ。

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急な階段を10段ほど登ると、まったく不思議なことにちょっとした踊り場に出ます。
そこから階段は90度曲がって上の階に続くのです。
昔はここを「穴倉」と呼んだそうで、城の石垣が内部からそのまま見ることが出来ます。
「ちょうな」という道具を使って削ったあとがあるので、この石垣は築城した織田信康(信長の叔父)の頃のままだということがわかるのだそうです。

たったひとつしかない出入り口なので、進入する敵軍は必ずここを通らなくては上に行けません。
ですからひろい踊り場に兵を配置し、登ってくる敵をかならず仕留めるように設計されているのです。

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犬山城は外観は3層ですが、石垣の部分に2階(最下層とさきほどの穴倉)があり、その上の階は広い板の間になっています。(ここが3階、全体では6階になる)
四方は「武者走り」と呼ばれる兵の控室?みたいになっていて、中央に書院造の一段高くなった場所があり、ここは「上段の間」、江戸時代になって犬山城に入城した成瀬正成のときに初めて出来たもので、それまではただの板張りだったそうです。

織田信康は有名な「稲葉山城攻め(斎藤氏との戦い)」で亡くなったため、長男信晴(のぶはる)が跡を継ぎますが織田信長に反抗したため攻められ、織田信長の家臣で乳兄弟、池田恒興(いけだつねおき)が入城しました。
天正10年(1582)「本能寺の変」で織田信長が倒れて後継者争いで世の中は乱れ、天正12年(1584)に秀吉対徳川家康・織田信長の次男信雄(のぶかつ)との間で「小牧・長久手の戦い」がはじまりました。当時の犬山城主は織田信雄の家臣中川定成でしたが伊勢へいって不在であり、池田恒興が木曽川をわたり城内に侵入・落城し後に秀吉が入城しました。以後小牧山城に陣を構えた家康とにらみあいが続きましたが、両者の間で和が結ばれ、犬山城は織田信雄に返還されました。

その後、犬山城主はめまぐるしく変わりました。文禄4年(1595)秀吉の家臣石川光吉が城主に、慶長5年(1600)、関が原の合戦後、家康側の小笠原吉次が入城。
そのあとようやく犬山城は中興の祖、成瀬正成(なるせまさなり)を迎えることとなります。

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さきほどの武者走りのあった3階からもう一つ上った4階部西南隅に設けられている「石落としの間」。
この城が経てきた戦乱を感じさせる場所です。
文字通り昔は床に穴が開けられて、登ってくる敵に石をぶつけたのでしょう・・・・今はその穴はふさがれています。

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石落としの間から見える、西南の眺め。
木曽川が見えます~
犬山城の構造はこちら、これを見ると後ろは絶壁ですからまず登れません。
空堀の掘ってある南側が手薄でしょうね~しかも川からやってくる敵も、ここからならよく見えますし。
驚いたのはこの窓、ちゃんと雨戸が作ってあって鉄の棒を引くと一度に閉まるような構造です。

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さて、それでは狭くて大変急な階段を登って、ついに本丸最上階に参ります。
どんな景色が見えるのやら?ワクワク(*^_^*)

次回はこの続きです。
江戸時代からの犬山城の歴史、そして現在・・・・・・
日本でただひとつ、この城だけという大変珍しい状態をご紹介いたします。
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by kyoncci | 2010-04-11 04:18 | 戦国の香り・中部地方


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