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そういうわけで危機一髪!利尻島に無事降り立った私たちですが 空港ではホテルの迎えの方がやきもきしておられたようです(^_^;) いやー無事着けてよかった(*^_^*) ホテルは次の日の出発を考えて、利尻で一番大きい港・鴛泊(おしどまり)の フェリーターミナルのまん前にしました。 利尻礼文どちらの島を観光のメインにするか?考えたときに どうしてもこの時期がレブンアツモリソウを主とする、花々が咲き乱れる礼文にせざるを得ませんでした。 それでも鴛泊の港の前にはとても面白い形の山がぐーんと海に突き出しています♪ 1. 「ペシ岬」と呼ばれているこの山に、到着後すぐに登ってみました♪ 2. 白い岬の灯台、晴れていたらさぞ絶景だったことでしょう。 ここからは礼文島や利尻山がどーんと目の前に見えたはずです。 残念ながら、利尻にいる間中雲は晴れず、でも雨も降らなかったのでラッキーでした♪ 3. 翌朝、早起きして利尻在住のガイドさんに近くの姫沼というところに早朝散歩に連れて行っていただきました。 行く前は「北海道の大陸ならいざしらず、小さい島の沼だからそんなにたいしたことないだろう」と思っていたのですが・・・ すばらしい沼でした! 4. ガイドさんの説明がまた上手で、楽しかった・・・・ ほんの数時間のお付き合いでしたが、いろんなことを教えていただきました。 やっぱり土地のひとの話はどこへいっても勉強になります。 5. せっかく教えていただいたのに、メモしなかったせいでお花の名前忘れました! (ーー;)どなたか、ご存知でしたら教えてくださいませ~ 6. ぼーっと湖面を見ていたら、急に白い鳥が舞い降りてきました。 長野や東北の山の中の湖ではめったにそういうことは無いのでびっくり! なんとそれはウミネコでした(゜o゜) ガイドさん「この沼は海からさほど離れていないので、海鳥たちがたまに水浴びに来るんです」 えっ!?海の鳥なのに海でやらないの~? 海水はやはり塩気が多いので、時々はさっぱりしに?来るのだそう。 ひえー知らなかった!! ところで、どうしてこんなに離れているのにウミネコとわかったかといいますと ウミネコ→脚が黄色い カモメ→脚がピンク 顔つきや羽根の黒い模様はほとんど同じなので、それで見分けるそうですよ(*^_^*)えっへん 7. 朝食後、荷物をまとめて鴛泊発の観光バスに乗りました♪ 色んな場所に連れて行ってくださったけれど、正直自分で苦労して行ったわけではないので あまり印象には残らなかった・・・・ たった一箇所、しかもバスの中から眺めた石碑が私に強烈なインパクトを与えました。 「ラナルド・マクドナルド上陸の碑」です。 ドナルド・マクドナルドなら知ってるよ! ーーーーハンバーガーのキャラクターじゃないんです ラナルドについては長い長い物語があって 「海の祭礼」という本にもなっています。私は帰宅後読みました。 要約するとスコットランド移民のアメリカ人とネイティブアメリカンの母から生まれ、高等教育を受けたにもかかわらず出世の道がないラナルドは、アメリカに絶望して母の民族のルーツであると信じていた日本に渡ろうと決心します。 鎖国をしていることは知っていましたので計画的に舵を流し、「捕鯨船から漂流してしまった」とうそをついて漂着したのが利尻島のこの地でした。 その後彼は長崎に送られ、その深い知識と温厚な性格から日本人たちと親しく交わり、国情から英語を教えることになります。 彼が教えた数え切れない日本人通訳たちが後の世に活躍し、日本は差別を受けたり戦争をしかけられたりすることなく(清国のように)はなはだ不平等ではあっても無事開国することができたのです。 そんな重要なひとが居たなんて、日本史では習わなかった・・・・ しかもその最初の上陸地が利尻島だったなんて・・・・ ご興味がおありの方、「海の祭礼」以外にもいろいろな書物が出ています(*^_^*) 8. おろらくラナウドがやってきたころとさほど変わっていないだろう、利尻の海。 いろいろな思いを感じながら、次の礼文島に旅たったのでした♪
by kyoncci
| 2014-07-13 09:46
| 北の大地!北海道をゆく
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